美作地区中学校文化連盟作品展・交流会

 10月2日(土)に第25回岡山県美作地区中学校文化連盟作品展・交流会に美術部の2・3年生が参加してきました。今回は新型コロナウイルス感染症対策を行いながらの開催となりました。そのため、各校人数を制限し、本校からは2年生と3年生のみの参加となりました。

 会場は例年通りの鏡野ドームで行われ、事前に各校で制作した「傘」をドームの中に用意されたテントの骨組みなどに他校の生徒と相談しながら展示をしました。初めての試みでしたが生徒たちの自由な発想力から素晴らしい作品となりました。

 この作品のテーマとして、「笑顔咲く傘」ということで、東日本大震災の復興支援として企画されました。作品のデータは東北へ送られるそうです。ただそれだけでなく、新型コロナウイルスの影響で多くの方が苦しい思いをしている、病院関係者をはじめ多くの方によって支えられている現在の社会にも「笑顔」と「感謝」を胸に制作しました。制作段階から交流会での生徒の様子を見ていると、感染対策として部活動も制限されてきた中、作品制作に打ち込み、他校の生徒と交流することで、生徒にも笑顔が見られたことも良かったと思いました。

 また、今回は開会にあたり津山中高書道部もパフォーマンスを披露する機会をいただきました。練習時間も制限され、十分な準備ではありませんでしたが、生徒たちは楽しみながら、精一杯のパフォーマンスを見せてくれました。会場にいた学校関係者の方々からも賞賛の声を多くいただき、今後の活動の大きな励みとなりました。

 美術部、書道部それぞれの生徒がお互いに大きな刺激を受ける有意義な交流会となりました。今後の作品づくりにもぜひ生かして欲しいと思います。