”本物に触れる”授業(理科)

 今日は、先日行われた2年生の理科の授業についてお知らせしたいと思います。以下は、実際にその授業を行った教員から、コメントをいただいたものです。

 現在、2年生は肺のつくりやはたらきについて学習しています。先週はペットボトルで肺の模型を作成し、肺が膨らむしくみについて学習しました。
 しかし、この模型では肺に取り込んだ気体の一部が血管に取り込まれることは再現できません。「血管」が再現できない「欠陥」品だったのです。
 
 そこで・・・先日はなんと、本物の「ブタの肺」を観察しました。

 ブタの肺に実際に空気を入れて膨らむのかどうか確認したり、肺の断面はどのようになっているのかを解剖して確認したりしました。
 その結果、「気管支」に空気を入れると肺は膨らむのですが、気管支とは別の穴に空気を入れても肺は膨らみませんでした。そして、その穴こそ血管であることがわかりました。
 生徒はめったにできない貴重な経験をすることができました。
 今後も、「本物に触れる」という機会を少しでも多く取り入れた理科の学習を進めていきたいと思います。

これに限らず、津山中学校の生徒は、各教科の教員によって工夫された授業から、多くのことを経験して理解を深めています。
 今後も授業についてブログで発信していきますのでぜひ目を通してみてください!