【書道部】地域の方とのふれあい

11月24日(土)、書道部はグループホーム津山さんに訪問させていただき、夏に引き続いて書道パフォーマンスを披露しました。

パフォーマンスは2作品。1作品目は「鼓動」で、NHK大河ドラマ「龍馬伝」のオープニングテーマ曲に乗せて、人の成長の過程における胸たぎる熱き思いを情熱的に揮毫しました。これは今年の十六夜祭での作品をコンパクトに編集したもので、中学3年生が部員たちと話し合いを持ちながら効果的な演舞を構成し直しました。
2作品目は「故郷」で、ご存じのとおり懐かしい唱歌「ふるさと」に乗せて揮毫しました。どの季節に聴いても耳なじみの良い楽曲ですが、秋も深まるこの季節に聴くといっそう心に響きわたります。入所者の方々にもパフォーマンスを見ていただきながら、口ずさんでいただけるのではないかという思いから楽曲の選定を行い、音楽の森田先生に楽曲の提供をしていただきました。いつのタイミングで、どの場所に、誰が、どの歌詞を書き始めると全体の見た目が良く、バランスがとれるのか等、部員たちは話し合いを重ね、作品にしていきました。
書き終わった状態における紙面構成は空間芸術ですが、パフォーマンスはそれまでの書き始めから書き終わるまでの字と人の動きによる時間芸術です。

入所者の方々に喜んでいただき、少しでも元気を贈ることができたらという気持ちで訪問させていただきました。
グループホーム津山さんにおかれましては、夏に引き続き快く引き受けていただきまして衷心よりお礼申し上げます。
今後も書道部は地域の方々に元気をお届けするためにも日々練習を重ねていきます!